地方から世界へ挑む。
経営企画室 室長
田中祐希

東京のITベンチャー企業で新規事業立ち上げや子会社経営、グローバル企業での経営戦略コンサルティングなど幅広いキャリアを積んできた田中さん。 結婚を機に香川県へ移住し、現在はナイガイの経営企画室で企業戦略の立案、組織課題の解決、DX推進などを担っています。
多くの人が驚くのは、東京で築いたキャリアを地方の製造業へと移したこと。 しかし本人は、それを「特別な決断」だとは考えていません。
「新しいことに挑戦するのが好きなんです。東京か香川かというより、自分が成長できる環境かどうかを大切にしてきました。」
地方でもキャリアは“進化”できる

ナイガイは香川県東かがわ市に本社を置く中小企業ですが、海外工場や海外顧客との取引が多く、事業の舞台は世界に広がっています。 2024年には Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD のファイナリストに選出され、「サイレントヒーロー賞」を受賞。 規模にとらわれず、世界に挑む企業として評価されています。
田中さん自身もアメリカ現地法人への駐在を経験し、顧客との関係構築や新規市場の開拓に携わりました。
「地方企業は市場が限られていると思われがちですが、ナイガイは真逆です。いわゆる“田舎”にいながら世界中の人と仕事ができる。地方から世界にインパクトを与えられる面白さがあります。」
地方にいながらグローバルな仕事に挑めること。 それはナイガイの大きな魅力です。
大企業では味わえない“自分が動かす”感覚

田中さんは以前、グローバル展開する大企業で働いていました。 顧客も大企業ばかりで、社会に大きな影響を与える仕事に携われる一方、組織が大きいがゆえに「歯車の一部」としての役割が求められる環境でもありました。
「ナイガイでは、自分がプロジェクトを動かしている実感があります。組織はコンパクトですが、取引先は世界展開する大企業が多い。社会へのインパクトは変わらないのに、主体性は格段に大きい。やりがいはむしろ増えました。」
「東京でなくてもキャリアは積み上げられるし、中小企業だからこそ強みを生かしやすい。キャリアを“進化”させられる環境だと思います。」
ITとDXで会社をより良くする
田中さんの仕事は経営企画にとどまりません。 業務改善やDX推進にも深く関わり、働きやすい会社づくりに挑戦しています。
「DXと聞くと難しく感じますが、特別なことではありません。現場の困りごとを解決し、社員が働きやすくなることが一番大切です。」
会社の未来を描くことと、現場の課題を解決すること。 その両方に携われることが、この仕事の面白さだと語ります。
地方だからこそ得られる“豊かで人間らしい生活”
高校卒業後から約15年間、東京でキャリアを積んできた田中さん。 都会の刺激は楽しい一方、人の多さや自然の少なさに疲れを感じていたと言います。
「北海道出身なので、自然が身近にある環境が好きなんです。都会で一生過ごせるのかなという不安がありました。」
香川県に移住した今、田中さんは豊かな自然に囲まれた生活を送っています。
広がる田園風景、瀬戸内海の穏やかな美しさ、夜空に広がる満天の星。 国内外でアートの島と注目されている直島や小豆島、関西圏にもアクセスしやすく、暮らしの豊かさを実感しているといいます。
「自然豊かな環境で暮らしながら、キャリアも伸ばしていける。ナイガイはその両方を叶えられる場所です。」
変化を力に、次の100年へ

創業から長い歴史を持つナイガイ。 その強みを守りながら、新しい価値を生み出す挑戦は続いています。
「これまで築いてきた技術や信頼を大切にしながら、新しい価値も生み出していきたいと思っています。」
手袋づくりの技術、グローバルな事業展開、ITやDXの力。 それらを掛け合わせながら、次の100年につながる未来を描いていく。 ナイガイの挑戦は、今日も続いています。