株式会社ナイガイ

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開発者の本音と素顔 〜正解のない世界で生み出し続けるということ〜

開発者の本音と素顔 〜正解のない世界で生み出し続けるということ〜
RD&S部チーフ
二宮健

ナイガイでは、スポーツやファッション、ワークグローブなど多様な分野で、企画開発から製造までを一貫して担っています。
長年培ってきた技術と経験をもとに、設計や素材選びの段階から提案を重ねながら、ものづくりに向き合っています。
そのような生産体制のもと、ナイガイにおける年間デザイン数は約500件。営業日で換算すると、ほぼ毎日2件の新たなデザインが生まれていることになります。
今回は、その開発の中核を担うRD&S部チーフの二宮さんにお話を伺いました。多くのデザインを継続的に生み出す背景には、どのような姿勢や積み重ねがあるのでしょうか。

正解のない世界で、自分を信じる

幼い頃からキャラクターや文字のデザインを描くことが好きだったという二宮さん。
その関心は大学での設計の学びへとつながり、CAD技術を習得しました。

入社後はその技術を活かし、現在は勤続20年。RD&S部チーフとして部署を率いています。

RD&S部では、デザインの立案からコンセプト設計、素材調査、技術開発、量産移行に向けた仕様書作成まで、多岐にわたる業務を担っています。現在、部署には9名が所属しており、年間500件にのぼるデザインは3名のデザイナーが担当し、1スタイルにつき2~3案を提案しています。

正解のないデザインという世界。

「売れると信じて、自分を信じるしかない」
二宮さんは、このように自分自身を奮い立たせています。

企画段階では何が正解かわからないからこそ、判断の拠りどころとなるのは、これまでの経験で培ってきた感覚と知識です。自分を信じて挑戦するその姿勢は、部署内でも確かに受け継がれています。

積み重ねが、次の一手を生む

ナイガイは手袋製造を始めて70余年。
社内には過去のデータやサンプルが数多く蓄積されています。

RD&S部では、数値化された情報と受け継がれてきた技術を土台に、新たな発想を重ねながら、他部署と連携して開発を進めています。

とはいえ、アイデアを生み出し続けることは容易ではありません。
多忙な業務のなか、二宮さんが意識しているのは次のことだといいます。

「どのように時間を確保し、一つひとつのスタイルに真摯に向き合えるか」

他社製品の分析、本社アーカイブの確認、新素材やトレンドの研究。
地道な積み重ねを続け、一つの商品に向き合うことで、新たなアイデアは形となっていくのです。

二宮さんは、難題に直面しても別の可能性を探り、決して諦めないといいます。
その姿勢は、ナイガイが掲げるVision「諦めない心~挑戦はスタート、失敗は過程~」とも重なります。
お客様のブランドイメージを守り、その一歩先を提案できるよう、二宮さんは開発の最前線に立ち続けています。

挑戦を続ける理由

プライベートでは、ゴルフや釣り、自転車通勤など、体を動かす時間を大切にしているそうです。これらは単なる趣味ではなく、実際に手袋を使用する中で得られる感覚や気づきを開発に活かすためでもあります。
つまり、日頃から手袋のことを考えること自体が楽しみの一つであり、日常体験そのものが発想の源となっているのです。

また、二宮さんにとって開発に携わった手袋の成果報告は何よりの喜びであり、次への原動力でもあります。

「二宮さん、あの手袋が好調です!」
「あの手袋が雑誌に掲載されました!」

そのような言葉が、新たな挑戦への力となっています。

現在、RD&S部では新たな取り組みに挑戦しています。
顧客視点と技術を掛け合わせながら、次なる製品づくりに向き合う日々は、これからも続きます。